最近はStereo Soundというようなゴリゴリの高級オーディオ雑誌でさえファイルオーディオとかPCオーディオと言ってPCを高品質トランスポートとして活用する記事を掲載するようになりました。多くの記事はコンピュータに精通していない人が執筆しているので的外れな記事が多いのが実情です。PCオーディオも追い込んでゆくとバックグラウンドプロセスとかデスクトップの色とかで音質が変わってしまうのですが、それ以前に再生ソフトによって随分と音質に優劣が出てしまいます。
Macユーザーの大部分が使用していると思われるiTunesは使い勝手や周辺のサポートツールでは最高のソフトウェアですが、こと音質に関してはかなり悪い部類でしょう。
以前Playという高品質プレーヤーを紹介しましたが、これは逆に使い勝手はお世辞にもすばらしいとは言えません。
要はiTunesの再生エンジンを置き換えるソフトウェアがあれば「Mac最強」なのですが、ついにそんなソフトが現れました。
待ちに待ったソフトウェアの名はAMARRA。商用ソフトで、なんと1,495ドル(約13万5千円)もします。とはいえ、僕のように大量のCDをリッピングしてハードディスクに保存している人間には魅力的なソフトウェアです。

上の画面の左側がAMARRAのコントローラーで、右側はご存じiTunesです。操作はiTunesで行うことが出来ますが、音声処理はスタジオクオリティのAMARRAが行うわけです。興味深い特徴を列挙すると、
- スタジオ用CDマスタリングソフトで利用実績のある再生エンジンSSE (Sonic Studio Engine)
- 192kHz/24bit対応
- アップサンプリング(ただし非リアルタイム)
- ハードウェアのアンプルレートの自動設定
- 高品質なイコライザ
- 自動的なボリューム調整
- DRMや未対応ファイル再生時は自動的にiTunesの再生エンジンを利用
- Apple RemoteやiPhone/iPod touchでのコントロール
「良いのはわかったが1,495ドルはあんまりだ」という人のために96kHz/24bitにサンプリングレートを抑え、イコライザーを省略したAMARRA MINIが395ドル(約3万5千円)で販売されています。今のところダウンロード配信される音源の多くは96kHz/24bitが上限ですから、MINIバージョンでも十分楽しめるのではないでしょうか。
また来年になるとAmarra Vinylというのも発売されるそうで、あまり情報がないのですがどうもビニール=アナログレコードを高品質にデジタル化するソフトウェアのようです。
- 192kHzのデジタル化
- フォノイコライザの搭載
- 楽曲の自動分割
- スクラッチノイズの除去
- サンプリングレートのコンバージョンとCDへの焼き込み
ただし違法コピー利用の防止を目的として音楽系ソフトでよく使われるiLokも必要になるので要注意です。
僕も冬のボーナスがどーんと出れば(そんな訳ないですが)、Fireface 400(
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)
と一緒に購入してみたいと思わせるソフトウェアでした。




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